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自助努力が足りない日本の大企業

ここでは、「自助努力が足りない日本の大企業」 に関する記事を紹介しています。
 9月21日の日経朝刊に豊田会長が自動車税下げを要望との記事が載っていた。理由は世界に比べて日本の自動車税は高いということらしい。日本人だったら思うだろう。それは自己責任だ。努力が足りない企業はすぐ国にすがりつくと。
 だが、この記事を読むと面白いことがわかる。大都市圏では、新聞やネットでFPが良く言っている内容で、「都会に自動車を持つ必要性はない。シェアで十分だ」という内容の記事が良くかかれている。つまり、人口の集中している大都市圏で、いくら自動車税を下げようがもうあまりニーズはないのだ。

 これに対し、日本自動車工業会は「自動車連盟が大量の雇用を生んでやっているんだ。言うことを聞かなければ雇用が大量に失われるぞ」と脅しを政治家にかけている。言い方を変えれば、自動車産業は今の車では将来性がないことの裏返しとも読み取れる。これに対して政治家は唯々諾々して、この脅しを飲むのか興味深い。無能な政治家ならそうするだろう。

 老人の自動車事故が多いから、自動運転車にだけ自動車税を減税する。もしくは、落ち目の自動車産業からお金を稼げる業種へ、人をシフトさせる政策をやるチャンスと見てそういった政策を行うなどが妥当ではないかと思う。

 このやり取りは、他の日本人から見てどう映るのか非常に興味深い。自分達が自動車業界の人間なら「自己責任だ」と言わず、俺たちだけ助けろ、他はひどい目にあってもいいという思想なのか。落ち目の業界だから、他の食えそうな業界へ技術をシフトチェンジしよう。それこそが「自己責任」だ。というのか。恐らく多くの自動車業界の人間の考えることは前者だろう。

 脅迫まがいのロビー活動だと、やはり強烈なリーダーシップを取らない政治家は不要だ。ここで、マクロ経済に精通したリーダーならこういった脅迫に対して「ダメです」と言って、別業界に人をシフトする政策も取れそうだが、リーダーシップが取れない政治家だと多くの庶民から「やっぱりこいつらダメだ」とレッテルを張られてしまうだろう。

 ご参考になれば幸いです。
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