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「老後不安なんですけど」に対する見解

ここでは、「「老後不安なんですけど」に対する見解」 に関する記事を紹介しています。
 新聞や家計ブログを見ていると、「老後不安なので65歳までに1億円貯めたいのですけど」といった話をよく見る。この「老後」の不安の問いに答えることができるかどうかわからないが、一つの見解を出してみることにする。
 厚生労働省のホームページに平均寿命のことが記載してあった。データは平静28年のデータだが、参考に載せておく

平成28年官位生命表の概況

 平均寿命と呼ばれているのは、0歳時にどのくらいの年齢まで生きるかという確率のことだ。上記のページから生命表のダウンロード(Excelファイル)してもらうと分かるが、男は80.98歳、女は87.14歳となっている。面白いのは、ここからでこのExcel表の0(年)から65までの死亡率を合計(SUM)してみよう。そうすると、男0.12623、女0.06309となる。この数字をそれぞれ100倍すると、65歳までに死亡する確率がわかる。この場合、男は65歳までに死亡する確率は12.62%、女は6.31%となる。以下は主な年齢別の死亡する確率だ。

■男
・65歳:12.62%
・70歳:19.85%
・75歳:31.07%
・80歳:49.93%

■女
・65歳:6.31%
・70歳:9.28%
・75歳:14.12%
・80歳:23.06%

 男性の場合、年金受給年齢(65歳)から5年後に死亡する確率は19.85%なので、5人に1人は年金をもらってすぐに死亡するか、またはもらわずに死亡する計算になる。逆に厚生年金法は年金分割があるが、女性は上記のように長生きするので労働市場を鑑みると厚生年金の投資効率は非常に悪いことになる。

 更に、上記のケースは生きているだけという前提がある。つまり健康状態は無視されている。上記年金受給者には当然、介護保険のお世話になっている人や認知症になっている人も含まれる。ではそういった人の割合はどのくらいいるのだろうか?それは内閣府のホームページに載っている。

高齢者の状況

 まず、介護保険のお世話にならない指標として、健康寿命というのがある。これは、新聞ではほとんど語られない指標で何かと調べてみると、Wikiに載っていた。内容は以下の通り。

・健康寿命とは日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと。
 
 それが2013年の指標では、男が71.19、女が74.21となっている。親や祖父母がこの年齢に近づいてきたときは、介護の可能性がある人は、介護のことを予習したほうが良い。話を元に戻して上記内閣府のホームページの図1-2-10を見ると、日常生活に影響のある者率(人口千対)が載っている。これを見ると、70~74歳の数字が200程度となっている。つまり、運よく70歳以上まで生きても、その中の5人に1人が医療・介護に依存するような生活になっているということだ。

 もちろん、この中に認知症もいるだろう。こういったお金を含めての老後資金を貯めるのか?こうなる前に違う要因で死亡したいのか?それは自分で決めることは出来ない。だが、自分のエンディングを考える際にこういった現実があるということを知ることは大事ではないだろうか?

 ご参考になれば幸いです。
 
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