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戦前の労働環境

ここでは、「戦前の労働環境」 に関する記事を紹介しています。
 前回に引き続き「物価の世相100年」から労働環境について載っていたので、記載する。
 最近、過労死の問題が取り上げられていて、労働時間の規制をかけようと色々やっている。では、戦前はどうだったのか見てみることにする。昭和14年(1939年)の職工の労働時間は朝の7:00から夜の20:00~22:00まで仕事をしていたという。当時は休憩時間も食事をするだけの30分程度だったらしいので、1日の労働時間は12時間30分~14時間30分程度ということになる。

 日本人論を書いている山本七平が日本は労働生産性が低いと戦前の体験から述べていたが、歴史的資料からもそのことが見て取れる。この資料には、家から職場までの移動時間が載っていないので、移動時間を含めて上記の時間なのか別なのかは不明。職工というから今でいうエンジニアのことだが、トラブルが起きた時のIT業界並みの労働時間だ。

 仮に、家から職場までの移動時間を1時間として、上記の時間がすべて労働時間だと仮定すると、家に帰って風呂に入って寝る時間が1時間程度だとして、起床から朝支度をする時間を1時間だとすると、睡眠時間は4~6時間になる。ブラック企業もびっくりの労働環境だ。これが当時、日常で行われていたのだ。前回の満足な食事の無い中での復興作業といい、当時の睡眠を削ってでも労働をする環境といい、日本人として労働で生きるのは、体力が世界の人並みの3倍以上くらい無いと勤まらないのかもしれない。

 ご参考になれば幸いです。

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