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1930年代のドイツ人は何に対し不満を持っていたのか

ここでは、「1930年代のドイツ人は何に対し不満を持っていたのか」 に関する記事を紹介しています。
 アメリカやイギリスのポピュリズムに先行してドイツがナチスに政権を取られた歴史がある。調べてみると、どういった人がその社会に対して不満を持っていたのか軽く調べてみた。
 その前に当時のドイツは1920年代に第一次世界大戦の敗戦で多額の賠償金を払うことになっていた。その影響もあり、当時のドイツではハイパーインフレが起きていた。昔教科書で見たが、リヤカー一杯に札束を積んでコッペパン1つと交換するということが起きていた。その後、1929年にアメリカで恐慌が起き、世界的に不景気になった。当然ドイツも影響を受けている。

 そんな国内情勢に対して、現政権の不満を突いたのがナチスである。不満者は以下のようなものであるという。第一次世界大戦後の自分たちの扱いに怒りを感じている当時の兵士、労働者に地位を脅かされていると感じる職人、恐慌で将来の望みが変わってしまったことを恨んでいる学生、全ドイツ主義イデオロギーに惹かれる教員などだそうだ。

 こういった人の感情を煽ったのが当時のナチスというわけだ。当時のドイツの不満者はこうなのだから、あのサブプライムの不景気で将来の望みが変わってしまったことを恨んでいる学生はいそうだ。家庭を持ちそれなりの地位を築いて、保守的になっている管理職などもいるのではないだろうか。上記の教員などはどの時代においても一定数いそうだ。

 レイダリオの経済理論では、人間は近視眼的に物事を見るので資産価値が上がっているときはどんどん借金をしても浮かれてしまうのだという。それとは反対に借金などせずに堅実に生活してきた人は、このような大きな恐慌を経験すると、怒りを発してしまって当然なのではないだろうか。

 これが近年、アメリカやイギリスで起こっているポピュリズムの正体なのではないだろうか。

 ご参考になれば幸いです。
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